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吹田傾聴「ほほえみ」

高齢社会、私たちには何ができるのでしょう。私たちも高齢者です。シニアピアカウンセリング。傍らに寄り添い耳を傾け、優しい時を過ごすボランティアです。

介護者支援の会

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本日、デュオでほほえみの役員会・運営委員会を開催。

その帰りに、特養の施設長が数人。

実は、9月3日の相談をしていると、このチラシを頂いた。

参加者が少なそうだから、絶対来てほしいと・・・。

みなさん、こんな前向きな動きをしていらっしゃるのです。

どうぞ、ご参加下さい。申込み不要だとか。

        (お誘いあわせで@ほほえみ M)

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幸せのかたち

このところ、在宅訪問依頼が続いてあります。

先日もボランティアが決まり、一緒に訪問しました。

娘さん一家と同居。今、関大のあるあたりに、昔 可愛い遊園地が

あったこともご存知。そんな昔から、吹田に住まれ 優雅にお過ごし

ですのに・・・。

「家の恥を申すようですが・・・・寂しいんです・・・・体がしんどくて・・・」

マイナスの言葉が連なって出てくるお母さんの横で、「母はこれですから、

どうぞ聴いてやって下さい」と。

親子では対応できない所もあり、こうしてボランティアに依頼があるのです。

幸せを望むと果てしなく、不幸を思うとまた限りなく・・・。

人は、身の丈にあったところで、どう生活するか なのでしょうか。

          (今の幸せに感謝を@ほほえみ M)

3人の息子

今日伺った施設でも・・・・・。

「私には3人の息子が居るの。私ね、病院から家の敷居を

くぐることなく長男の嫁に、ここに入れられたの。」

「3人とも、そんなに遠くに居るわけでないのにね。来てくれない。」

「寂しいね。辛抱しなくてはいけないね。兄弟もいないし・・・」

そう言いつつ、どんどん下を向き 肩が揺れてくる。

「〇〇さん、みなさんに来てほしいと思ってられるんですね。」と揺れる肩に、

手を置いて擦りつつ「寂しいのを、我慢されているんですね。」と答える。

「ごめんなさいね。こんなお話を初めての方にお話して。」

「私にお気持ちを聴かせて頂き、有難うございます。」

こうして、来ない来ないと家族を待っていらっしゃるのですが、実は

昨日、訪問されていたりします。でも、きっと寂しいから、すぐ忘れて

来てくれないと思われるのでしょう。

          (いつも寂しい@ほほえみ M)

本当の友達

「テニス、ゴルフ、卓球を趣味として 1日中 友人とスポーツをし

食事をし おしゃべりしていたのよ」まだ、70歳過ぎの若い彼女。

でも、卓球のサーブで左手に持つ球を、上手くトスできなくて、

病に気付いたそうです。パーキンソン病だった。

特養に入所した今、周りは認知症の方が多くて、会話もできない。

一人 部屋に閉じこもり鍵をかけ スポーツテレビを観る毎日。

「まさかね、自分がこんな人生を辿るとは思ってもいなかった。

あの頃、あんなにも仲良くみんなで、遊んでいたのに 誰も

尋ねてくれないのよ。」それまで、楽しそうにスポーツの話を

していたのに、急に顔が曇る。「みなさん、訪ねて下さらない

のですか」「そう、忙しいのかね。こちらから電話すると催促

しているように思われるしね。」「催促と思われるから、お電話

出来ないんですね。」 傾聴ボランティアから、何故友人が来

ないのかを答えなくとも ご本人の答が出てきます。

「お友達に来てほしいと思っていらっしゃるんですね。」と

話し手の気持ちをしっかり 表現すればいい。

この5日間、毎日転倒して ベッドの横であちこち打撲しても

呼び鈴も手が届かず しんどかったと明るくおっしゃる彼女に

「前向きで、頑張っていらして素晴らしいですよね。」とエールを

贈って来ました。

         (スポーツマン精神@ほほえみ M)

夏休みも終わり

ここ吹田では明日から、小学校も始まります。

傾聴講座もお盆休みがありましたが、今日から講座が

また あちこちで始まります。

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今日は、奈良の橿原市で。奈良県社協のさわやか交流塾主催。

先月、台風で1日講座がキャンセルとなり、最初のカリキュラム

より延長して、午後6時までとなりました。

奈良県全域からの参加ですので、「遅くなるとバスがなくなる」と

早退される方もありましたが、みなさん熱心に。

         (実習も頑張って@ほほえみ M)

一生忘れない

土曜日の午後、昼食後ののったりした雰囲気の施設に伺う。

食堂に伺うとテーブルが8台ほどあり、25人ほどがいらっしゃった。

スタッフの姿は見えない。し~んと会話のない空間。

ただ隅の方で、テレビの音がしていてその前に座っている3人ほどが

画面を見つめている。残りの方は眠っている人、じ~と1点を見つめて

いる人。「こんにちわ」とそのフロアーに、一人乗り込む。

私の訪問を、気付いて下さる方は、視線を送ってくださる。

その方のそばに行って「こんにちわ」と更に声を掛けていく。

名前も知らないその人が、どれだけのコミュニケーションが可能かも

分からない。声を出して下さればOK。視線を向けて下さるだけでOK。

笑顔を向けると、笑顔が返ってくる。ゆっくりと横に座らせて頂くと

いろんなお話が出てくる。昨日も同じ入所者の事、家族の事など、

絶対この憎しみは忘れないぞと言う 鬱積していたお話が1時間続きました。

          (また来てや@ほほえみ M)

父親

「私は、ダメなんです」「ダメって、思っていらっしゃるんですか」

「私は、もうだめです」「何で、ダメなんですか」「年をとりました」

「年をとったらダメなんですか」「何をしていいか分かりません」

「何かしたい事ありますか」「何もできません。お金もありません」

「これだけ、しっかりお話できるではないですか」「ダメです」

何を言ってもダメ・ダメと言われる 90歳の男性。

でも、今日ご家族の写真をスタッフが見せて下さった。

「この方どなたですか?」「〇〇ちゃん」と教えて下さった女性は

どうも一人娘さんのよう。名前を認識できるのはその方だけ。

お孫さん、ひ孫さん、婿さんらしき方は、理解不能。

「〇〇さんはお父さん似で、美人、とても笑顔が素敵ですね」

それまで、だめだめばかり言っていたのに、とても優しい父親の

笑顔になられ、嬉しそうに「〇〇はね。いつも笑顔なんだよ」

「いい御嬢さんがいらしてお幸せですね」「〇〇は、いい子なんだ」

施設入所の1年ほど前は、お話も豊かで軍隊経験や、故郷の山など

色々お話下さっていたのに、今日は、娘さんの記憶を辿るので精一杯。

こうして、施設での生活で記憶や意欲が、削がれて行く方が多いのが現状。

         (娘だけは@ほほえみ M)



涙の訳

「私、家に帰りたいんです」入所されて、もう1年近く経つのに、

今日も涙ながらに職員さんにすがっていらっしゃった。

みんな、施設入所された方は、「帰りたい」と訴えられる。

でも1年もしないうちに、あきらめ自分を納得させられる。

「ここが一番、子どもに気兼ねなく居れる。」と言われ、自分にも

言い聞かせていらっしゃる。

でも傾聴ボランティアでじっくりとお話を聴くと、「知らない間にね、

ここに連れてこられたの」「今ごろ、我が家はどうなっているんだろう」

「子ども達には、帰りたいとは言えないの」「子どもの為に、ここに居るの」

辛い、悲しいそのお気持ちを掃出して下さいます。

私たち傾聴ボランティアは、そのはけ口でもあるのです。

           (何もしてあげられないけど@ほほえみ M)

終戦の時

今日お話を伺った方は85歳。京都にお住まいだったので

幸いにも空襲には合わなかったそうです。

それでも、食べ物がなくて 近江の方まで、自分の着物を持って

お米と換えに、娘ながら行かれたそうです。リックに背負っては

憲兵に見つかるので、細帯を袋状に仕立て そこにお米を入れ

お腹に巻きつけて運んだそうです。大事な着物を、差し出すのは

悲しかったけど ひもじさは辛かったし、両親や祖母の為にしたと

話して下さった。天皇からの御訓があると聞き、それまでラジオも

なかったのに、御祖母さんが大枚を叩いて買って来られ、天皇の

声を聞いたが、さっぱり何を言われているかが分からなかった。

終戦と知って、あ~あ これで電気を付ける時に黒布を被せなくて

いいと嬉しかった。これが、本当の終戦時の市民の感想。

          (もうすぐ終戦記念日@ほほえみ M)

夏祭り

お盆前の8月8日の今日は、施設より夏祭りのお手伝いの

依頼がありました。土曜日で、ボランティアも出にくく、6人が

集まり お手伝いに行きました。

10周年となるこの施設が、節目でもあり 盛大に開催したいと

力が入っていました。
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 この壁飾りも、美大出身のスタッフによるもので、色画用紙で、

綺麗に作成してありました。

ご家族の参加も多くて、お孫さんや、ひ孫の参加もありました。家族の

来られることが一番の喜びのようです。ボランティアは、家族の来られない方の

誘導や付添でした。傾聴活動の時は、車いすを押したりしませんが、今日の

ようなボランティアでは、介助も必要になってきます。そのために、車いすの

使い方の研修会も必要になって来ます。。 そろそろ、また、必要かな?

         (車いすの押し方@ほほえみ M)

        

風習

私の田舎では、お盆に米粉で団子を作りお供えをする。

昔は、お団子はご馳走だったのだろう。

夏になれば、「寒擦りのだんご粉」として重宝される。

今年も田舎から届き、孫と団子を作った。
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写真を撮る間に、甘党の男の子が食べてしまった。

その他、仏壇にひごの棒を渡して、干しうどんを暖簾の様に飾る。

また、それに長い豆やナツメの枝をも吊るす。お墓には干したハスの葉を

お皿代わりにして、キュウリ・ナスを小さく切り 洗った米と混ぜ供える。

地域・地域の風習や慣習を、高齢者の方よりお聴きするのも楽しい。

今日は、山田の神社そばの方で 山田の一番は筍、美味しいよ~。子ども

の時によく掘るのを手伝ったが、下の方から掘り起こさないと売り物にならんと

怒られたよ。柿の木も多くて うさぎもおった。今では田んぼが減ってな~。

マンションばっかり、みんな金もってるで~~。それを聞いていた方が、にこにこ

笑いだして、「羨ましいお話ね」とみんなで笑いました。神社には春秋の祭りも

賑やかでね。祭りの時はお寿司を作りますか?そんなもん、めんどくさい、何処でも

売ってるがな!

          (95歳、作りません@ほほえみ M)

嬉しい言葉

先週、新規在宅訪問時に傾聴ボランティアを紹介して下さった

ケアマネさんにお会いしました。「実は私、この間まで施設で働いて

いたので、傾聴ボランティアを知っているんです。いつも入居者の方を

ボランティアに預けに行き、帰りに迎えに行ってました。するとね、顔が

変わっているんですよ。イキイキされて、機嫌よくなられて・・・その日は

すごく生活も変わって来られるんです。」そんなお話をして下さいました。

そして、今日も施設職員さんとお話していると、「傾聴Vが帰られると、今まで

ザワザワと落ち着かなかったり、不機嫌だった方が、穏やかになられて職員も

助かるんです」と言われました。

それは、高齢者の方が普段如何に、会話の無い空間で自分を表現もできず

認められずにいらっしゃるか と言う事なのです。

傾聴ボランティアは高齢者を認め、その方の自己存在感を持っていただく事

しているのです。

            (誰だって認められたい@ほほえみ M)

見学者

5月末の10周年事業で、ステージの上で、グループ傾聴の様子を

演じました。それをご覧になった他市のボランティアさんが、本当は

どんな風ですか?と今日、見学にいらっしゃいました。

ステージの上で、みんながとても楽しそうにされていたから・・・と。

今日のグループ傾聴は20数人の高齢者に、ボランティア7人と見学3人。
 
「故郷」の歌を唄って、みなさんの故郷をお尋ねすると、「山田」と言われた

101歳の方がおられました。100年前の山田村は、どんなだったでしょう。

杖もなく独歩でき、少し耳が遠いのですが、しっかりされています。

足がお丈夫と思ったら、「走るの好きで、走りは2番になったことがない」

とさすがです。みなさんにも故郷や自慢話をしていただきました。とは言っても

半数以上は、「故郷、忘れた」「そんなもん、いっぱいあるで」「。。。。」「???」

でもわいわいと、みんなで笑っておしゃべりできる楽しさは、共有できます。

見学された方も、グループ傾聴って楽しいですね。事例を集め

ネタを仕込んで、メイシアターで寸劇されるそうで、これも楽しみです。

      (頑張って台本作りを@ほほえみ M)

やっぱり

先月末、NHKのニュースで 「吹田の特養で・・・」と見かけた。

施設の写真と共に名前も。あ~、やっぱり!

我が家の新聞には掲載されなかったが、ネットで見ると出ていた。

休みの無い介護。密室での介護。特に夜間。疲弊したスタッフ。

若いスタッフを個人的に攻めてはいけない。彼をそうさせてしまった

環境、施設、制度を考えて欲しい。彼ひとりだけの責任でない。

よく施設を訪問していて思う。スタッフのスキルがない施設は、施設長や

施設の理念からして疑問符。介護施設は多くの職員を抱えている。

その職員としっかり、施設の理念を共有し、リーダー自らが良い介護を

理解していて欲しい。事務に、会計にたけているリーダーは、現場で何が

起こっているかご存じないように見受ける。

そして、行政の事務監査や数日の監督だけでは、施設改善に結びつかない。

私が入居したい施設ができるのは、何時の事か。

               (日々訪問してます@ほほえみ M)

広がる活動

高齢者の方への傾聴養成講座は、この5年ほどで300件近くの

講座を開催してきました。大阪府、奈良県、兵庫県遠くは三重県まで。

今度は、初めて他市で子育て支援の傾聴講座を開催します。

吹田でも4年目の子育て支援、やっと認知されてきたのでしょうか。

9月に岸和田、10月に貝塚へ。

岸和田はNPOからの依頼です。

偶然に代表者と同姓。

      (資料つくり頑張ってます@ほほえみ M)
プロフィール

吹田傾聴「ほほえみ」

Author:吹田傾聴「ほほえみ」
五感を使って、ゆっくり呼吸合わせて優しくお話を聴くボランティアです。H30年度は吹田市内26か所の高齢者福祉施設を訪問し,在宅も含め年間延べ約1万人以上もの方に関わりました。子育て支援傾聴も8年目になりました。人は人によって元気をいただくことができます。吹田市民公益活動センターや吹田市社会福祉協議会の登録団体です。

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