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吹田傾聴「ほほえみ」

高齢社会、私たちには何ができるのでしょう。私たちも高齢者です。シニアピアカウンセリング。傍らに寄り添い耳を傾け、優しい時を過ごすボランティアです。

謹賀新年

  令和2年、明けましておめでとうございます。

みなさまにとって、素晴らしい年になりますように

高齢者施設のスタッフにはお正月休みもなく、反って忙しいぐらい。

昔は、入所者はお正月に自宅に帰る人が数人ありましたが、

今はショートで入所する方が多くなって早くから予約しないと

受け入れてくれない。

年末29日に施設でお会いした方も、机の上にその方宛ての用紙1枚を

置いていらっしゃる。

「●●さまへ   お嬢様が膝が痛くて検査のために1泊で検査入院

なさいます。それが終われば車でお送りします。今日は頑張って

お泊り下さい。お家に連絡しても病院にいらして連絡つきません。

安心してここでお過ごしください。他人が何を言っても気にしないで

ください。」とまで書いてあるその用紙の大きな字を声をあげながら、

何度も読んでくださる。

そして「家に帰れないのか。寂しいな。」とおっしゃる。

認知症でなければ、年末で病院は休みと気付くし、その方の机に

ショート●●様 12/28~1/4  とシールが貼ってある。

きっと「私はいつ帰れる?」の質問ばかりされるのでしょう。

スタッフがこの質問に対応できないので「これ読んで」と渡して

いるのでしょう。

おしゃれなセーターを着こんだその方は、80代の女性。

きっと気を配っていらっしゃるご家族の方がいらっしゃるの

だろうと、お嬢さんとお暮し?とお尋ねしても返事がない。

ただ、「帰れないなんて、ここに居るなんて・・」と想いはそこに集中。

それに安心してくださいの言葉も読み取れなくて、ただ帰れない。

しかし、穏やかな方で「あなたがこうして横にいてくれると、

落ち着くわ」と言って、知らない人ばっかりで寂しいのと笑顔を

見せてくださった。それから一緒に皇室写真を見ながら、お話をした。

         (傾聴ボランティア@ほほえみ M)






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プロフィール

吹田傾聴「ほほえみ」

Author:吹田傾聴「ほほえみ」
五感を使って、ゆっくり呼吸合わせて優しくお話を聴くボランティアです。H30年度は吹田市内26か所の高齢者福祉施設を訪問し,在宅も含め年間延べ約1万人以上もの方に関わりました。子育て支援傾聴も8年目になりました。人は人によって元気をいただくことができます。吹田市民公益活動センターや吹田市社会福祉協議会の登録団体です。

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